CPM? いいえ、ただの板です。

先日 V90 にメンバーブレースを装着しましたが、そこまでやるとやっぱりフロア中央付近のセンタートンネルを連結するプレートも替えたくなってくる。



割と頑丈そうだから替える必要無いかな、と以前書きましたが、やっぱり、ね(笑)




現時点で、ERST からすでに発売されています。コレね。


CPM からは、まだ出てません。




ERST の物は写真を見る限り考えさせられるものがあったんで、CPM に 「ワンオフで作ってくんない?」 と問い合わせてみる。 すると 「XC90用もうすぐ発売なんだわ」 という回答。 しばし待たれよ、と。


多分 XC90 と V90 のプレートは共通部品のはずなんで、XC90 用としても V90 に付くはず。

じゃぁ少し待つか … と一旦沈静化したのですが。






しかし思うところがあり、プレートを一旦外してみました。


車高落としてないと便利ね(笑)

スロープに乗り上げて(60mm程上がる)寝転がって横から手を入れるだけで楽に外せるもの。






・・・・・・・・・(裏側)




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リブは入っているものの、取付面としては完全フラットだよね?




もちろん底覗くと車両側も同じく完全フラット。


コレ要するにただの板でも付くってことだよね?





で、同じ寸法(438×144mm)のこれを用意。




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木の板。じゃないよ(笑)




で、穴開けて、




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はい、装着。




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そう、ただのアルミ板です。 MonotaRO で切り売りしてます。 厚さは 10mm です。




穴は純正と同じ位置ですが、純正の穴はなんと16mmもあります。 M10 のボルトに対して16mm。 もうガバガバ。


すなわちそれだけ位置関係がアバウトってことなんですが、自作ではもっと穴を小さくしたい、精度を出したい。

その方が取り付け剛性も上がるでしょ、ってことで。




で、取り敢えず 12mm の穴開けました。 さすがに 10.5mm とかで合わせられる自信は無かったんで。




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これで無理が掛かるようなら1mmずつ穴を拡大かな … と思ってたら、なんと一発で穴位置がドンピシャ。

小躍りするくらい素晴らしい。 次やっても出来ないかもしれない。





手持ちのしょぼいドリルがしょぼすぎて 12mm のビットを掴めず(汗)、久しぶりにボール盤を出しました。




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もちろん純正より 10mm 長い強度10.9 のボルトも用意し(純正も10.9)、厚みのある大径ワッシャーを噛まして、60Nm で締めて終了。材料費はボルト含めて4000円くらい。 これはA6061なんで、A5052だともっと安上がりです。




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で、ここまでなら 「やったー!!会心の出来!これで剛性アップ!!」 て喜んで終わりで良かったんですが。



一体どれくらいアップしたんだろう、そもそもこのプレートに掛かる力はどういう力で、どういう計算をしたらいいんだろう、とカジってみたら …




ハマった。




純正約900グラム、このアルミプレートは約1650グラム。 穴も空いてない 10mm もの厚さの1枚板で、それでも厚さたった 1.6mm の純正鉄板に対して 「求める性能」 はたった1.6倍前後しかアップしてない?



「剛性」 と 「強度」 は全く違うこと、しかし混同してることが多いこと。 「強度」 が高いから、と A5052 では無く A6061 アルミを選んだのに、多分目的に対して殆ど意味を成さなかったこと。 ちなみに CPM は A5052。





知ってる人には当たり前の事だったんだろうけど、久しぶりに目の覚める思いでした。


例えば普通の鉄板をスーパーハイテンに置き換えたとしても、車の剛性が上がるわけではない、て解ります?

例えば私がこのプレートを一般的なアルミでは無くジュラルミンと呼ばれる物で作ったとしても、剛性は殆ど変わらない、ってことも。



構造力学、材料力学ってよく考えなくちゃいけないな、と思いました。 各種バーのような 「増設する系」 のパーツなら補強に関しては+方向にしか行かないですが、「置き換える系」 はほんと適当じゃいかんですね。




次回書く … と思います(笑)

てかヤング率って何?状態からですから、間違った事書きまくる可能性もあるんで書かないかもしれません。




計算上純正よりは剛性は上がっています。 8mm 厚や(F10用CPMは8mm厚だった) 10mm 厚で穴が開いてたり肉抜きされている市販品よりも剛性は高いはずです。 なので取り敢えずは良しとしてます。


私は安く上がるという理由だけでは自作はしません。既成品よりアップが見込めないことには。

自作っつっても穴開けたただけですけど(笑)


ちなみに6mm厚だと穴あけ加工何も無しでも純正よりも劣ってきます。 この車のプレートに関しては、てことですが。






余談ですが、純正のボルト等で良く使われている艶の無い白っぽい表面処理、「ダクロタイズド」 っていいます。

そこらで売ってるクロメート、クローム系やニッケルメッキよりは耐蝕性が高いので、使われているのだと思いますが。


逆にエンジンルームとか外回りで、純正でピカピカ系メッキのボルト使われてるの見たこと無いでしょ(笑)



なかなかね、ネットで探しまくっても、求めるサイズのって無いのよね。ダクロタイズド。

特寸ワッシャー(普通より大径なもの)とか、ハイテンで特寸とかだと更に無い。



仕方ないから三価ホワイトとかで我慢するんだけど、ほんとにいるんなら特注しか無いんでしょうねぇ。










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